ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNEES EUROPEENNES DU PATRIMOINE)

 毎年9月の第3週末は、ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNEES EUROPEENNES DU PATRIMOINE)。1984年に「歴史的建造物を一般開放する日」として第3土曜日が制定され、その後1992年に「文化遺産の日」として土日両日の週末2日間になりました。2000年から「ヨーロッパ文化遺産の日」となり、現在では49カ国が参加しています。

 フランスでは、各地でお城や公共の建造物など普段公開されていない施設が一般公開され、美術館や博物館、庭園ではガイドツアーやコンサート、子供向けのアトリエなど様々なイベントが企画されています。入場料は無料もしくは割引価格となり、2日間で開放される施設は、フランスでは15000以上とのことです。

 人気があるのは、普段入ることのできないフランスの行政関連施設。豪華な内装を施された伝統ある建物は各地で大人気で、エリゼ宮には、毎年長い行列ができています。朝一番に行くと大統領に迎えてもらえるそうです。

 私はパリの人気施設の人混みを避けて、パリ郊外のブーローニュ・ビヤンクール市にあるMusée Albert-Kahn (アルベール・カーン美術館) のガイドツアーに参加してみました。美術館に併設されている庭園をガイドのお姉さん(おばさん?)と一緒に歩きます。私が参加したのは、日曜日の最終回で、ガイドさんは同じことをしゃべり続けていたようで、このときはかなり疲れ気味で気の毒なくらいでしたが、庭園の珍しい植物や、併設されている「地球史資料館」の膨大な写真や映像の説明などをしてもらえ、なかなか充実した楽しいツアーでした。


 フランス式庭園の中にある熱帯温室。ドーム型の美しい建物の中では異国の植物が花を咲かせています。

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 フランス式庭園内のバラ園。連なるアーチがロマンチック。次は絶対薔薇の季節に訪れたい。

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熱心にガイドさんの説明を聞く参加者たち。
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 生涯にわたって人類の平和のために活動したアルベール・カーンの住んだ家。1929年の世界恐慌により、破産後私財がすべて差し押さえられ、自宅の庭だった庭園も公園として一般開放されることになりました。しかし破産後もこの邸宅に住むことは許され、時々庭園の散歩をしながら余生を送ったとのことです。

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Les Jardins d'Albert Kahn
(Musée départemental Albert-Kahn)
14 rue du Port - 92100 Boulogne-Billancourt
Tel: 01 55 19 28 00
Metro: Boulogne Pont de Saint-Cloud (ligne 10)


ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNEES EUROPEENNES DU PATRIMOINE)のサイト(フランス語)
http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/


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Musée Albert-Kahn (アルベール・カーン美術館)

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