アメリの好きなこと(Les petits plaisirs d'Amelie)

 アメリが好きなこと。

 それは、食料品店の店先にある豆袋の中にそっと手を入れて、できるだけ深く奥まで差し込むこと。 

 サン・マルタン運河の水面に平たい小石を投げて、水切りをすること。

 スプーンの先でクレームブリュレのお焦げをつぶすこと。

 そしてまわりの人々を今よりちょっとだけ幸せにするようないたずらをしかけること。

 
 前回、サン・マルタン運河の写真をアップしていて、もう一度、アメリの映画が観たくなった私。

 youtubeで、見つけた、アメリの好きなこと(Les petits plaisirs d'Amelie)です。





<前回の記事>
サン・マルタン運河(Canal Saint Martin)


 お家で映画を、久しぶりに見てみたら、こんな本もほしくなってしまいました。
 今では、もう廃番になってしまったのかな。アマゾンでも在庫がないみたいです。

アメリのa.b.c―Spring特別編集
アメリの魅力がいっぱい詰まった本。
クレーム・ブリュレの作り方ものっていて、この本を片手に、ゆっくり映画観賞するのも、楽しそう。
中古でもいいから、買おうかな。

Amelie's ABC.jpg

Amelie's ABC 2.jpg

Amelie's ABC 4.jpg

Amelie's ABC 5.jpg

Amelie's ABC 6.jpg

Amelie's ABC 7.jpg



 こちらは、小説版アメリ。
 こんなのも、出版されていたんですね。
 日本語訳みたいですが、フランス語の原書と読み比べてみると面白いかも。
 
アメリ
30万部を超える永遠の名作!
2001年秋、世界中をとりこにしたフランス映画『アメリ』(ジャン=ピエール・ジュネ監督)の小説版。
読んだ誰もがシアワセになるひとつの物語として着実に増刷を重ね、ついに10刷目。
今や絵本作家としても不動の人気を誇る100%ORANGEによって描かれた愛すべきキャラクターたちも踊る、絵本のようなハッピーでかわいらしいノヴェライズブック。 (だそうです。アマゾンの紹介文より。)



いつかアメリみたいにパリの街を散歩してみたいと思っているあなた!
パリ住人たちの普段の暮らしがいっぱいです。音譜
    バッド(下向き矢印)
にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
にほんブログ村


 音譜こちらもよろしくね。音譜


ブルターニュ出身のグランヌヌスとミカリュスとの恋の物語
フランス語と日本語の対訳付きで、フランス語学習初心者にも、楽しく読めます。揺れるハート

フランス語恋愛絵日記


フランスの子どもたち女の子男の子の日常生活や、子どもと過ごすパリのバカンス、フランス語や英語を親子で楽しく学ぶ方法など、あれこれ書いています。ヒヨコ

子どもと一緒にバイリンガル

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ 

トウキョウソナタ

 2008年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 審査員賞受賞の「トウキョウソナタ」を、パリの映画館「Cinéma le Balzac」で観てきました。

 黒沢清監督のこの作品、日本の家庭のありふれた日常を描いているのですが、一緒に暮らし、毎朝、毎晩、一緒にご飯を食べているのに、お互いの気持ちを分かりあっていない家族の光景に、とても違和感を感じてしまった私。

 どうして、もっと自分の気持ちをぶつけないのだろう? 夫婦なのに、親子なのに、どうしてもっと分かり合おうとしないのだろう? 自分のことをわかってもらうためには、もっと食い下がって説明してもいいのでは? などなど、こんな風に感じてしまうのは、外国暮らしが長くなったということなのでしょうか? 

 特に私の暮らすフランスでは、きちんと自分の意見を言って、何かあったときには、なぜそうなったのかという事情や理由をしっかり説明できるということは、生きていく上で欠かせないことです。

 理不尽なリストラに、一言も文句も言わず、抵抗もせず、黙って荷物をまとめて会社を去る父親。夫がその事実を家族に言えずに、いつも通り仕事に出かけるふりをしているのを、薄々感じながら、何も聞かない妻。やりたいことが見つからない大学生の長男は、やっと見つけた「アメリカ軍に入隊して世界の平和を救う」という自分の生き方を、両親にわかってもらえないまま、(わかってもらう真剣な努力をしないまま)旅立ってしまう。ピアノを習いたい小学生の次男も、一度反対されただけで、親を説得することもせず、道で拾ってきた音の出ないキーボードでこっそり練習して、給食費で月謝を払って勝手にピアノを習い始める。

 そんな家族の姿に、何とも言えない無言の圧迫感のようなものを感じてしまいました。映画館の観客は、私たち日本人グループを除いては、ほとんどが日本通らしいフランス人たちでしたが、彼らはこの映画を観てどう感じたのでしょうか? 気になるところです。隣に座っていたフランス人マダムグループは、ショッキングなシーンのたびに、「アララー」って感じで大袈裟に反応していましたが、彼女たち、映画が終わった後、「そうそう、前に日本に住んでいたけど、日本人ってこんな感じなのよ~」って、得意げに話しているのかもしれませんね。

映画「トウキョウソナタ」公式サイト
http://tokyosonata.com/index.html

Cinéma le Balzacの公式サイト
http://cinemabalzac.com/public/index/index.php



Grand Torino

 バスティーユの映画館で、クリント・イーストウッドが、4年ぶりに監督・主演を兼ねた新作「グラン・トリノ」を観てきました。

 水曜日の夜8時からの上映でしたが、8時ちょっと前に着くと切符を買うために長い列が。最初はコマーシャルなので、遅れながらも席に着くとちょうど良いタイミングで映画が始まりました。

 退役軍人とアジア系移民の関わりを描いた社会派ドラマで、結構重い、一歩間違えばドキュメンタリー風の味気ない映像になりがちなテーマですが、さすがベテラン「クリント・イーストウッド」。主人公を演じた彼以外は無名の俳優ばかりなのですが、彼の味のある演技、そして独特の表情によって、笑いあり、涙ありの作品に仕上がっています。そして最後の結末は、ショックであるとともに、彼の潔さや友情に爽やかなすがすがしさに感じ、Jamie Cullumの名曲 「Gran Torino 」を聴きながら胸がじーんとなってしまいました。

日本では、ゴールデン・ウィーク頃、公開されるそうです。

     Jamie Cullum - Gran Torino の歌詞はこちら

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

 ベンジャミン・バトン----数奇な人生----を女友達と観てきました。場所は、16区パッシー通りにある映画館。

 原作はフィッツジェラルドの短篇。今年のアカデミー賞の13部門ノミネートされているというのが納得の、素晴らしい映画でした。

 物語は、80歳の老人で生まれ、若返っていくひとりの男性の物語。上映時間は2時間47分とかなり長いのですが、一度も退屈することなく鑑賞できました。

16区の映画館、Majestic Passyのサイト
http://www.cinefil.com/cinema/majestic-passy-paris

ベンジャミン・バトンの日本語のオフィシャルサイトはこちら
http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/